名産品・特産物

名産品・特産物
 

巨峰

巨峰と東御

昭和31(1956)年に導入され、旧東部町の農業の基幹作物として取り組む。昭和37(1962)年になると、団地造成「中屋敷ぶどう団地(現在63戸)」 がはじまったことと、巨峰部会を中心とした、、栽培技術の研究や共同出荷体制など、地域で最も統一した生産体制が組まれ、品質管理が今日まで行われている。

巨峰の栄養素

ブドウ糖、ビタミンB1含有により、疲労回復、栄養補給に役立つ。近年、含有されるペンタペプチド物質が脳の機能を改善すると注目される。 ポリフェノールたっぷりで、活性酸素を除去する抗酸化物質がアンチエイジング、病気を防ぐ。

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くるみ

スーパーフード”くるみ”の栄養価

α-リノレン酸から変化したEPA・DHAが、血液をサラサラに。疲労回復のビタミンB1をたっぷり含む。ビタミンEが活性酸素を減らし、お肌を美しく保つ。

くるみと東御

江戸時代にペルシャ地方から中国・朝鮮半島を経て”カシクルミ”が日本に伝わる。その後、明治時代に”セイヨウクルミ”が伝わり、宣教師や貿易商の手によって軽井沢へ。そして東御へと伝わる。大正天皇即位の記念樹として、大正4(1915)年、滋野と和地域の全世帯に苗を配布・植樹されたのが集団栽培の基となる。

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スイートコーン

スイートコーン(ゴールドラッシュ)と東御

生産がさわやかな甘いと、非常にやわらかい粒皮が特徴。寒冷地の収穫に適しているとスイートコーンは約30年前から、 東御市で栽培されるようになる。茹でたり蒸かしたり、焼いたりして食べるが、生でもジューシーな甘さが楽しめる。

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白土馬鈴薯

白土馬鈴薯と東御

生産が始まったのは、約60年ほど前から。強粘土質であることが最大の条件で、また、昼夜の寒暖の差も加わり甘みと旨みが最大限に引き出され。堂々の東御のブランド食材へ。

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ブロッコリー

ブロッコリーと東御

東御市のブランド食材として定着したブロッコリーは。30年ほど前から生産されている。

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薬用人参

薬用人参(高麗人蔘)と東御

長野県の薬用人参の生産は全国で第2位。特に栽培地域は佐久市・立科町・東御市を中心に長野県産・薬用人参のほとんどを生産しています。 薬用人参は、粉末やエキスに加工され漢方薬の原料や滋養強壮剤として愛用されています。 薬用人参は収穫までに4~6年を必要とし、連作を嫌い、しかも高度な栽培管理技術が必要であるため、産地は長野県内でも限定されています。

(※地元薬用人参生産者の声から)

八重原米

八重原用水と東御

水資源の乏しい八重原台地に、江戸時代初期に開削された総延長50数キロにも及ぶ稲作専用の用水路。以来約350年、八重原台地を潤し、守り続けてきたミネラル豊富な清水と台地特有の厳しい寒暖差、強粘土質の土により、冷めても美味しい甘味と粘り、香り豊かな旨い米「八重原米」となる。

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オリジナルの用土

有限会社テールマウンテンファームでは、砂漠の緑化にも成功した土壌改良材”テラコッテム”を配合したオリジナルの用土がある。保水力や保肥力を上げ、丈夫な苗に育てられる。

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そば

戌立高原そば

「原口そばの里」から地域のそば打ち自慢が集結 湯の丸高原へ向かう途中、東御市滋野原口地区。ここは、戌立石器時代住居跡がある歴史のある土地。発掘の歴史は古く昭和5(1930)年に敷石のある竪穴住居跡や炉跡、獣の骨片、土器など多数出土している。その後、昭和58(1983)年、59(1984)年にわたり、遺跡範囲確認調査が行われた結果、当時の東部町部分で約6万3000㎡、小諸市にわたる部分まで含めると8万㎡以上におよび大遺跡だということがわかった。この歴史ある名前「戌立」を冠に、東御市の名物のひとつにしたいと、滋野のそば打ち自慢が集結。「戌立高原そば」として発信。原口地区のそば畑で収穫されたそばを自家製粉。挽きたての地粉100%を使用したそばを打つ。市内では、「湯楽里館」と「道の駅雷電くるみの里」で、いただける。また、2015年11月15日。長野県のアンテナショップ「銀座NAGANO」でも大好評だった。

ワイン

2015年の6月、小規模ワイナリーの開設や、高品質なワイン用ぶどうの安定的確保を図るため、千曲川中流地域の8市町村(東御市、上田市、小諸市、千曲市、立科町、青木村、長和町、坂城町)は連盟で、「千曲川ワインバレー(東地区)特区」を申請し内閣府から認定された。近隣市町村が相互連携を図り、地域一帯で取り組むきっかけが東御市からというのは誇らしい。風土が醸す「東御ワイン」。美しい垣根式のぶどう畑が和・祢津・鞍掛、そして北御牧へと広がり、今もなお開墾が続けられ、ヴィンヤードは広がっている。
初めてこの地にワイン用ぶどうの苗木、約500本が植えられたのは1991年、”自分で飲むために”とエッセイストであり画家の玉村豊男さんが植えたのが始まりだ。標高は850m。「ブドウなんてできるわけがない」と、言われた土地だったが、500本の苗から数年後に約14本のワインが出来た。その後、2010年に「Rue de Vin」、2011年に「はすみふぁーむ&ワイナリー」、2014年に「ドメーヌナカジマ」、そして学ぶ場所と、新規就農者の受け皿という特性を持つ、「アルカンヴィーニュ」が2015年に誕生し、同年初醸造をしている。ワイン用ぶどう栽培の生産者も次々に参入している。晴天率90%以上。乾いた空気と寒暖の差が、世界に通用するワインをつくる。

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