宮入法廣刀匠の制作鍛冶場見学&文鎮で名入れ体験
刀匠の最高位に位置付けられる「無鑑査」である宮入法廣刀匠により提供される体験です。宮入刀匠が制作した日本刀を見学し触れることができるのに加え、刀匠の指導のもと刀に作者の名を刻む銘切りを文鎮で体験していただけます。さらに、日本刀の制作鍛冶場を見学する際には、実際に刀匠が日本刀を制作する工程の一部である「火入れ」をしている場面を見ることができます。ここでしか体験できない大変希少な体験です。
宮入法廣(みやいりのりひろ)刀匠
1995年に39歳の最年少で刀匠最高位の「無鑑査刀匠」に認定され、2010年には刀匠界の最高権威「正宗賞(まさむねしょう)」を受賞。古刀の復元や宮家の御守刀(おまもりがたな)の制作などを手がける。長野県東御市に鍛錬場を構え、2011年に日本刀制作技術の保持者として長野県無形文化財に認定されている。
「無鑑査刀匠」とは?
過去の実績を元に「審査・鑑査なしで出品が可能」と認められた刀匠。その人物が長期間に渡り当該分野で高い評価を受けていることの証明ともされる。
体験の内容紹介
日本刀に関する講義
日本刀制作の映像を見ながら、宮入刀匠が日本刀に関しての講義をし、日本刀がどのような材料からどのように作られていくのかを学んでいただきます。その後に体験する日本刀鑑賞や制作鍛冶場見学に臨む前の基礎知識を得ることができます。刀匠に質問をする時間も設けています。
日本刀鑑賞
宮入刀匠が制作した日本刀を実際に手に取って鑑賞することができます。日本刀を見る際の見方・持ち方や、見る際のポイントなど刀匠からレクチャーもいたします。通常、展示されている日本刀には触れることはできないため、実際に手に取ることができるのは特別な体験となるでしょう。
文鎮で銘切り体験
日本刀の銘切りの技術を使用し、真鍮製の文鎮に自分の名前を彫る体験をしていただきます。宮入刀匠による彫り方のレクチャーと実際に彫っている場面のデモンストレーションもあり、本物の技術を体験することができます。
※銘切りとは、刀身の柄に収まる部分に作者名やその日本刀が作られた年月を彫ること。
※銘切りとは、刀身の柄に収まる部分に作者名やその日本刀が作られた年月を彫ること。
制作鍛冶場見学
宮入刀匠が実際に日本刀を制作している鍛冶場の見学に加えて、日本刀を制作する工程の一部である「火入れ」の場面を見ることができます。「火入れ」では、玉鋼(たまはがね)という日本刀の材料を高温の火で溶かし叩きながら引き伸ばす工程や、引き伸ばした鋼を折り返して鍛錬をしていく工程を見学します。
※日によって見学できる工程が異なる場合があります。
体験の基本情報
提供期間 | 毎年6月~10月 | |
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料金(税込) | 1名あたり25,000円 オプション:通訳1組あたり8,000円 |
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体験当日のスケジュール | 13:00~13:10 | 本日の体験内容説明 |
13:10~16:10 |
日本刀に関する講義 日本刀鑑賞 文鎮で銘切り体験 制作鍛冶場見学 終了・ご挨拶 |
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※時間はおおよその目安です。 ※適宜休憩をはさみます。 |
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体験場所・住所 | 宮入刀匠の自宅兼、制作鍛冶場 東御市八重原2−339 |
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アクセス | ①車にて該当住所へ直接訪問 ②しなの鉄道「田中駅」よりタクシー(約15分) ③JR「上田駅」よりタクシー(約25分) |
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お問い合わせ | 一般社団法人信州とうみ観光協会 長野県東御市田中279 TEL:0268-62-7701 E-mail:info@tomikan.jp |
名称 | 宮入法廣刀匠の制作鍛冶場見学&文鎮で名入れ体験 |
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長野県東御市八重原2−339