猫は今、その仕草の愛くるしさから大人気ですが、日本では弥生時代から人間と共存していたことが最近の研究であきらかになりました。穀物をたべてしまうネズミを退治する動物として大切にされてきたのです。

　このように人間と暮らしてきた猫は、江戸時代に多くの絵師によって描かれただけでなく、近現代でも世界の多くのアーティストに愛され、絵や彫刻のモチーフになっています。

　本展では、猫愛と美術愛から「招き猫亭」が４０年以上にわたり集めた貴重なコレクションの中から、約１７０ 点を厳選して展示するとともに、長野県の主要産業だった養蚕にかかわりの深いネズミ除けの猫絵も併せて展示します。

　令和初の夏、猫愛に溢れる人はもちろん、親子をはじめ多くの人たちに、多彩なアートと歴史を楽しんでいただける展覧会です。

●「愛猫集会所」我が輩は自慢の♥猫である！（参加型展示）
　愛猫の写真をプリント（２Lサイズ）してお持ちください。
　先着２０２名様に記念品プレゼント！
　※写真は返却しません

●猫ファン必見！特設ミュージアムショップ
　猫雑貨、猫アートなど、ここでしか手に入らないアイテムも販売します！

＜期間中イベント＞

●「江戸猫よもやま話」　７月２７日（土）１４：００～　
江戸時代の猫と人間の関係や、浮世絵の絵解きなど、興味深い内容をお聞きいただけます。
講師：山田順子氏（時代考証家）
開場：丸山晩霞記念館２F特設開場
申込み不要、要入館料

●「猫をかぶろう　ニャン面づくり」　８月６日（火）～９日（金）９：３０～１２：００　
たくさんの猫アートを見て、猫のお面をつくります。お子様のみの参加OK！
夏休みの自由研究や工作にも最適！！
参加費　５００円
要申込み（０２６８-６２-３７００）、各日定員１０名、対象：小学生

●「ネコ絵の和風タペストリーをつくろう！」　９月７日（土）９：００～１２：００　
ネズミ除けで人気だった「新田猫」にならって、本格派の和風タペストリーをつくろう ！
参加費　３，０００円、中学生は２，５００円（入館料含む）
要申込み（０２６８-６２-３７００）、定員２０名、対象：中学生以上

●「学芸員ギャラリートーク」毎週日曜　　１１：００（８月２５日を除く）
参加者の皆さんとの対話を交え、丸山晩霞記念館学芸員（♂）が楽しくご案内します。
参加費無料（要入館料）、申込み不要